GLOSSARY

2002年ヴィンテージについて

2002年はコート・ドール全体に渡って例年より雨の少ない年でした。

6月に非常に日射が強くなり暑くなったことを除けば、夏はだいたい平均年同等の気温だったといえるでしょう。

 

前述のように6月は暑くなって開花に適した気候だったので、沢山のブドウが成り、7月にはほとんどすべての区画でグリーンハーヴェストが必要になりました。

 

9月に入ると涼しくなり、雷雨が見られるようになりました。しかし、幸いにも私たちの栽培地区は降雨量が少なく、9月1日~11日にかけてコート・ドールで観測された降雨量は15~30mmに留まりました。

 

9月12日から10月初めにかけて北風が吹いて乾いた天候が戻り、「パスリヤージュ」という現象が起こりました。つまり、北風のおかげでカビもつかずにブドウが健全な状態を保ったまま、実の中の水分が蒸発しつづけて、干しブドウのように凝縮していったのです。自然に糖分も上がっていきました。

 

収穫は9月20日にヴォーヌ=ロマネから始め、10月6日にオート・コートの畑で終了しました。

 

自然現象によってもたらされたパスリヤージュのブドウから造られた2002年のワインは、ヴィンテージの特徴を大きく反映しています。

凝縮していて、密度の濃い深い色合いのローブをまとい、タンニンは豊富ながら過度な硬さが感じられないのです。酸味にバランスがとれているのは、9月の天気が暑くも寒くもなかったせいでしょう。

 

つまりこのヴィンテージは、超熟性が高くリッチなワインに仕上がっています。

DOMAINE MICHEL GROS - 7 RUE DES COMMUNES - 21700 VOSNE ROMANEE - FRANCE