GLOSSARY

2005年ヴィンテージについて

2005年の畑仕事は芽吹きから理想的に始まった。それはまるで造り手の願いを全て聞き入れたかのようであった。***

コート・ドールでは、6、7、8月にかけて日照りが続いたが、9月初頭にタイミングよく幾らか雨が降ったので、ブドウ樹は必要最小限の水を自給することができた。その後また乾いた天候となり、収穫が終わるまでそれは続いた。***

このような好天候によって病原菌の発生が阻まれ、ブドウは健全そのものだった。選果の必要がなかったほどだ。ブドウ樹にボトリティスが見られなかったので、何の心配もなくブドウの完熟を待つことが出来た。

 

夏の気温はと言えば、平年並みだった。時々暑くなることはあったが猛暑に至らなかったので、酸やアロマが保たれた。***

日照に関して言えば、6月に燦々と日が差して一斉に花が咲き、7、8月は平年並みだった。その後9月に再び太陽が照り、ブドウが完熟に達するのに絶好の天候となった。すでに注意深く行った芽かきを更に補おうと、夏にグリーンハーヴェストを行ったが、ブドウをつけ過ぎているような樹は結局少ししか見られなかった。

 

それどころかブドウの量が平年より少し下回っていたので、ブドウは更に完熟に達しやすかった。

 

ワインは最初から将来を約束されたような素晴らしい出来栄えで、深遠な色味を持ち、豊満なボディに絹のような繊細さを伴っていた。よくこなれたタンニン、微量のリンゴ酸を含んだパーフェクトなバランスの酸、フレッシュで完熟したフルーツの芳香がそこにあった。

 

今日このワインは、これらの第一印象を改めて実証してくれる。評価はみな、偉大なヴィンテージの到来を謳うものばかりである。

DOMAINE MICHEL GROS - 7 RUE DES COMMUNES - 21700 VOSNE ROMANEE - FRANCE