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MICHEL GROS
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2012年ヴィンテージについて
2012年は、まずミルデュ(カビ由来のベト病)、次にオイディウム(カビ由来のウドンコ病)といった病害からブドウを守るため、ブルゴーニュのワイン生産者にとって、過去30年間で最も困難な闘いを強いられた年となりました。こうした病害が発生し、急速に広まり得る危機は、春の天候と、初夏に降雨量が多く、暑い日も多かったことに起因していました。
弊社ドメーヌでは、こうした病原菌類を制し、完全に克服することができました。
しかしながら、開花期の天候に恵まれなかったため、クルール(花流れ)によって結実が悪く、収穫量は減少しました。
その代わりに、夏の終りから秋には、収穫が完了するまで好天に恵まれ、量は少ないながらも完熟した果実を収穫することができました。
ブドウの房はきわめて健全で、糖度も上がり、酸味も最適なバランスとなりました。
終盤の時期も、気温が上がり過ぎることはなかったので、それぞれのテロワールの個性とアロマを、完璧に保存したブドウがとれました。
仕込んだワインは、明確なブーケと、全体的なバランスが特徴的です。熟成の現段階でも、すでに美味しく、かつ長期熟成が期待できます。