GLOSSARY

2014年ヴィンテージについて

暑く乾いた気候に恵まれた春、ブドウ樹たちは例年よりも早く芽を吹き初め、3月末には快活に成長サイクルが始まりました。この良好なコンディションは6月末まで続き、早生の開花は6月第一週目に達成され、結実した小さな粒は日ごとに膨らみ、7月1日には房の原型が形成されるまでに至りました。その時の観測では、平均年と比べて2週間も早くブドウ樹の成長サイクルが進んでいました。

 

7月、8月はそれまでよりずっと涼しくなり、湿度も上がり、ブドウ樹の成長に歯止めがかかりました。

 

それでも、8月末から9月にかけて、晴れた日が続いて暑い太陽の光が豊かに差し込み、ブドウの果実はこの恩恵に浴して十分に熟してくれました。

 

私たちのドメーヌでは、9月15日に収穫を開始しました。10月1日にオート・コートで完了するまで、最高のコンディションで行うことができました。

 

2014年の天候の推移は2011年にそっくりで、その自然の成り行きから、出来たワインに類似性が見受けられます。色が濃く、完熟した果実から得られたタンニンは初期の段階からワインに溶け込み、酸がそれほど強くないため口の中に含んだときの印象が丸く、丹精なアロマが、テロワールの個性を際立たせています。

 

総合的に見れば、バランスのとれたヴィンテージということが言えるでしょう。若いうちから飲みやすく、それでいて10年くらい熟成できるポテンシャルを持ち合わせています。

DOMAINE MICHEL GROS - 7 RUE DES COMMUNES - 21700 VOSNE ROMANEE - FRANCE