ヴィンテージ

早春から気温が上昇し、夏の太陽の熱と光に恵まれた2017年。その太陽は収穫後までも続いていきました。

 

4月27、28日、ヴィニュロンたちは震えました。「明け方に零下になる」という予報が報道され、昨年の霜害の悪夢が胸を過ったのです。

コート・ド・ニュイ中のヴィニュロンたちが立ち上がり、大惨事を逃れるために藁の束に火をつけて回りました。その努力の甲斐あり、2017年のブドウの芽は守られたのです。

 

6月。この上ない晴天に恵まれ、ブドウの花は始終完璧な開花期を全うし、結実したブドウの実は日に日に膨らみ、ヴィニュロンの目に豊作の兆しを約束してくれました。

 

7、8月も自然は私たちを応援してくれ、8月末の数回の雨は、乾燥気味な大地を適度に潤し、ブドウの成熟を促進してくれました。

 

収量を抑えるために春に仕立てておいた短い枝の上にもブドウはたわわに成っていたので、私たちの畑では夏のあいだにグリーンハーヴェストを実行して、最終的に実らせるブドウの量を減らしていきました。2016年に霜害に遭った畑では、その反動で特にブドウの出が良く、監視する必要がありました。

 

9月9日、コート・ド・ニュイの畑はいよいよ収穫開始です。その間にもブドウは瞬く間に熟度を増していったので、急いで摘み取りを進め、10日後にはすべてのブドウを収容しました。

 

この年のワインは、この「達成された熟度のブドウ」を顕に反映しています。タンニンが柔らかく絹のようで、酸は穏やかで、 醸造によって引き上げる必要があったキュヴェもありました。

ブドウの健全度が最良だったので、選果は殆ど無意味なほどでした。それらのブドウから、鮮明で濃い色、透明でピュアなアロマが醸し出されていきました。

 

2017年のワインの特徴を要約するなら、若いうちから開いていて誘惑的。一方で10年間は複雑性を増しながら熟成するに十分な、凝縮した充実感があるということです。近年で例を挙げるなら、2012年のヴィンテージが私にとっては一番近いかもしれません。

 

 

プレスレビュー

 

2017

DOMAINE MICHEL GROS

DOMAINE MICHEL GROS SARL -

7 RUE DES COMMUNES -

21700 VOSNE ROMANEE - FRANCE

TEL  +33 3 80 61 04 69 -

FAX  +33 3 80 61 22 29 -

contact @ domaine-michel-gros.com

1366

1200

900

640

480

420