2020年のヴィンテージ

2020年はブドウの成長サイクルが早く、強い日差しを受けた年です。収穫された少ない重量のブドウは、非常に凝縮していました。

2019年から20年に移り変わる冬の雨量は標準的で、穏やかな気候のもと、軽い凍結に留まる日々が多く見られ、2月末には木々が芽吹きの準備を始める兆しが見られました。芽は3月末に早々に伸び始め、2020年のブドウは非常に早熟になるだろう事が予測されました。4月初旬に幾日かの冷気が訪れた後、気温は再び上昇し、ブドウの成長は暴走しました。4月後半から5月一杯まで一貫したリズムで伸び続け、平均すれば週に2枚ずつ新葉が増えるスピードで枝が伸びていきました。ドメーヌのチームはそのスピードに追いつくよう芽かきに精を出し、その後、新枝を持ち上げる相次ぐ作業も、成長リズムに合わせて遂行していきました。5月18日頃にはコートでブドウの花が咲き始め、5月下旬にオート・コート・ド・ニュイで咲き終わりました。暑さと少ない雨のもとで新たに夏が始まり、7月中旬までこの好条件下でブドウは育っていきました。非常に早くにブドウは色づき始め、2020年の早熟度が記録的であることが観測されました。また、この天候条件はベト病とウドンコ病の脅威も妨げることになったので、ブドウ樹は健全な状態に保たれました。7月末から8月にかけて水不足の影響が表れ始め、コートの畑は徐々に黄色に傾いていきました。それでもブドウの成熟は阻まれることなく一貫したリズムで進んでいきましたが、水不足のせいでブドウの粒は思うように膨らみませんでした。

収穫は8月28日にコートで始め、9月10日にオート・コートで終えました。2018年、19年同様、ブドウの健全さは疑う余地のないパーフェクトな状態で、ブドウの選別はほとんど必要ありませんでした。

パーフェクトな健全さ、完遂した成熟度、水不足に起因する果汁の少ないブドウから、2020年は偉大な凝縮度を誇るワインが生まれました。一方、フレッシュさや酸味の点では19年より高いことが言えます。つまり、2020年のワインは15年、18年、19年のヴィンテージの系統に属し、特徴としてはピュアで正確さがあり、極めて凝縮度が高く、美しいバランスに恵まれた完熟の年と言えます。


fontaine_blanc
bourgogne_cote_dor
hautes_cotes
vallon
fontaine_rouge
chambolle
chaliots
gevrey
nuits_1er_cru
brulees
clos_des_reas
clos_vougeot
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Shadow


Andy Howard, 27/01/22

Cask sample. Surprisingly broad and ripe on the palate for an Hautes-Côtes. Just a little one-dimensional although there is an interesting mineral finish. 15.5